こだわり

食材の彩りと風味を五感で楽しめる
長年、茶事専門の出張料理人として活躍してきた店主・廣瀬氏が創りだすのは食材の風味を存分に感じられる懐石料理。昼夜ともに3種類のコースメニューで供されている。季節ごとに表情を変える繊細な味わいには、食通のファンも多い。コースによって供される皿数などが異なるため、事前の確認を。
もてなしの心と技で逸品を仕上げる
料理や器使い、設えなど細部にわたって常に心を配る店主・廣瀬和彦氏。長年、さまざまな流派の茶事で懐石料理を振るまってきた氏は、培った技術と志を持って2005年に神楽坂で「懐石一文字」を構えた。料理のみならず、その設え、調度品にいたるまで広瀬氏の細やかな感覚が見て取れる。
宴の席を華やかにする選びぬかれた器
修行時代から店主・廣瀬氏が買い揃えていたという器も「懐石一文字」の大切な要素のひとつ。季節や食材に合わせて選ばれた骨董の器は、料理をよりいっそう引き立て、同店の世界観を確固なものとする。器一つひとつに込められた、歴史ある趣きと美しさも食事とともにじっくりと堪能したい。